現地時間2月23日、ポルトガル・リーグの第22節が行なわれ、ポルト対ポルティモネンセは1-0でホームチームが勝利した。
日本人選手が所属する両チームで、先発したのはポルティモネンセのGK権田修一。ポルトの中島翔哉、ポルティモネンセの安西幸輝はベンチスタートとなった。今冬に加入した西村拓真はベンチ外となっている。
リーグ2位と好調が続くポルトだが、前半から5バックを選択したアウェーチームの堅守に苦しめられる。
26分、40分と好機を創出するが、ソアレス、マレガのシュートは権田の好セーブに防がれる。さらに、42分にはポルトに所属していたこともあるジャクソン・マルティネスを、ペナルティエリア内で倒してしまい、VARでPK判定に。しかしこれは、マルティネスが枠上に大きく外し、失点のピンチを凌ぐ。
スコアレスで迎えた後半、54分にポルトはソアレス、ウリベに代えてゼ・ルイスと中島を投入。中島は58分にドリブルからFKを獲得するが、このセットプレーはキッカーのミスでチャンスをふいにしてしまう。
70分にも中島がエリア外で倒されて獲得したFKからマルカーノがヘディングシュートを放つが、これも力がなく、権田に難なくキャッチされた。
だが、その堅守が崩れたのが終盤の87分。中島とコロナのワンツーから、マルカーノがフォローに入ったパスを、走り込んだSBアレックス・テレスが豪快なミドルシュートを決めてポルトが先制に成功する。ポルティモネンセの追い上げも、実らずに敗戦のホイスルで試合終了した。